医療費控除は黙っていては受けられません。申請方法を知らないと、損します!
医療費控除はサラリーマンの所得税の源泉徴収などとは違い、
自分で申請しないと受けられない仕組みになっています。
医療費控除を受けるためには、サラリーマンでも確定申告が必要です。
申請方法について簡単にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
■医療費控除を受けるには
確定申告が必要です。自営業の方は毎年確定申告を行っていますので、
その際に医療費控除も一緒に申請しましょう。
サラリーマンの方は、年末調整が行われますので確定申告は必要のない方が殆どだと思います。
医療費控除や住宅ローン減税など、所得税の還付を受けたい場合には、
サラリーマンでも確定申告(還付申告)が必要です。
■医療費控除の申請方法
まずはかかった医療費を証明する領収書をきちんと集めておきましょう。
例えばバスや地下鉄などの交通費などのうち領収書がもらえない出費に関しては、
受診日と合わせて利用区間や料金などを一緒に手帳などにつけておくと、
計算や申告後に万が一税務署からお問い合わせがあった際などに便利です。
1月1日から12月31日までの分を合計し、かかった医療費の合計額を計算し、確定申告(還付申告)を行います。
自分の分だけではなく生計を同一にする家族の分を合算できますので、
家族の中で一番所得が高い方が確定申告を行うと、還付される所得税の額が多くなりますのでお得です。
確定申告の際には領収書を添付する方がより良いですが、添付できない場合でも5年間は保存しておきましょう。