■概要

自動車重量税は現在13年未経過13年経過18年経過の3段階に分けられ課税されています。
経過年数が進むにつれ重量税額は高くなります。ただしエコカーは除かれます。


エコカーは13年未経過の一般車よりも税額が安く設定されています。
エコカーとは新車登録時また、初回車検時にエコカー減税(免税または減税)を適用された車種のことを言います。
エコカーに当てはまらない車種は13年経過時6回目の車検(抹消期間有車やレンタカーを除く)で重課されることになります。

■税額

比較的登録台数が多い1tから1.5tまでの車の重量税で実際の税額をみてみます。
エコカーは新車登録時には免税・減税を受けた車両は新規登録時と初回車検時は免税・50%減税・75%減税となり
2回目の車検からはエコカー税額15,000円となります。
エコカー対象外の一般車の税額は13年未経過車は24,600円、13年経過車は32,400円、18年経過車は
37,800円となりエコカーの倍額以上になります。
上記の額は2年間の額となります。新規登録時は3年分の税額になりますのでご注意ください。

■重量税の疑問点と今後

重量税は車の重さが道路に与える影響などを加味して0.5t毎に税金が定められています。
エコカーが道路に与える影響が少ないのか、車が古くなれば道路に与える影響が大きくなるのかといえば関係ありません。
同じように自動車税でも税金の軽課・重課があり自動車には色々税金があります。
この複数の税金を一本化または一部廃止などし自動車ユーザーすべての負担軽減になれば
さらなる自動車業界の発展につながるのではと感じております。