~簡単に言うとどういうこと?~

固定資産税とは、毎年1月1日に固定資産(土地や建物など。企業や個人事業主は機械や備品などの償却資産も
含まれます)を所有している人に課せられる税金のことです。


市町村が「評価額」というものを決定し、それに基づいて毎年の固定資産税が算出されます。

ただし、一年ごとに大きくその評価額が変わるものではなく、ほとんどの場合3年ごとに
評価額の見直しがされるので、3年間はほぼ同じ金額が請求されることになります。
平成24年度に評価額が見直されたので、平成26年度まではほぼ同じ金額、ということです。
ちなみに、ここで言う「評価額」とは土地や建物の価格とは異なりますので、ご注意ください。

実際の固定資産税はどう計算するかというと・・・

【固定資産税評価額(課税標準額)×1.4%(標準税率)】

で求められます。

具体例を挙げて計算してみると、
「更地で」5,000万円の課税評価額の土地を持っている人の場合、

5,000万円×1.4%=70万円の固定資産税がかかります。

なんだかとても高いように思えますが、この「更地で」というのがポイントで、実際には
土地の上には自分が住む家を建てていたり、賃貸用にアパートを建てていたり・・・というケースがほとんどです。
新築で建物を建てたり、賃貸用物件を建てるとさらに減税措置が受けられる場合もあるので、
実際には上記の金額よりはかなり抑えられるケースが多いと思います。

固定資産税の納期限について

自治体、年度によって取り決めがありますが例として東京都23区内場合を紹介します。

第1期 平成28年6月1日から6月30日まで (納期限 6月30日)
第2期 平成28年9月1日から9月30日まで (納期限 9月30日)
第3期 平成28年12月1日から平成28年12月27日まで (納期限 12月27日)
第4期 平成29年2月1日から2月28日まで (納期限 2月28日)