~新築戸建を購入した場合~
固定資産税とは何か?などは他HPなどでたくさん載っているかと思います。
なのでここでは、実際に毎年の固定資産税がどのくらいかかるのかを具体例を挙げて計算してみようと思います。
■土地付き一戸建てを購入した場合■
<条件>
土地の評価額:2,500万円
建物の評価額:4,000万円
とし、所有権つきの土地と上物の建物(床面積100?)を購入したとする。
固定資産税の計算式=
固定資産税評価額(課税標準額)×1.4%(標準税率)
上記の式に条件の数値を当てはめて
(土地)2,500万円 × 1.4% = 35万円・・・?
(建物)4,000万円 × 1.4% = 56万円・・・?
さらに、上記のような小規模住宅(床面積50?以上280?以下)の場合は
税額の1/2の軽減措置を受けられる。
これは3階建て以上の耐火・準耐火建築物の場合、新築後から5年度分
それ以外の(例えば2階建て)一般住宅の場合、新築後から3年度分
はこの軽減措置が適用される。
(土地)? × 1/2 = 17万5千円
(建物)? × 1/2 = 28万円
(計)45万5千円
新築で家を建てるとお得であるという話をよく耳にしますが、
例えば住宅ローン減税以外にも固定資産税のこういった軽減を受けられるのでメリットが多いです。
今回は固定資産税のみの記載ですが、固定資産税以外にも
盲点ですが毎年かかる税金として「都市計画税」という税金もありますので、ご注意ください。
ちなみに、固定資産税は毎年1月1日の時点で固定資産(土地や不動産など)を持っている人に
課せられる税金ですが、年の途中で固定資産を所有し、所有者が変更となった場合は
日割り計算で現所有者が支払うことになります。
1月2日に土地を購入したからその後364日分の固定資産税は支払わなくていい、ということではありません。
■固定資産税評価額について
固定資産税は国が定めた基準を元に「市町村」が決定します。個別の評価額を確認したい場合は市町村の税務課に直接確認する必要があります。