1位
「温度差」に配慮した
一年中過ごしやすい平屋
引用：イエタテ
おすすめ度
自然の光を取り入れたい多くの人は南側に大きな窓を付けます。しかし真夏の日は直射日光が差し込んでとても暑くなり、冬は窓際が寒くなります。
今回オススメする住宅は長い軒を採用し、真夏の昼どきでも差し込む光を優しく感じます。2階と1階は緩やかにつながっていて、2階の窓を開放すれば1のLDKに風が吹き抜け風通しの良い空間になります。
老後は気温の変化に弱くなる一方クーラーの風が辛くなります。年を取るにつれ自然の風や日光で快適に過ごしたくなるもの。
この住宅は日光と風のコントールを工夫した、一年中快適に過ごせる理想的な住まいといえるでしょう。
引用：イエタテ
引用：イエタテ
この家のポイントは90cmも長さがある軒。夏は暑い日差しをカットし、太陽の高度が下がる冬は家の中に陽だまりを作ります。
また、2階と1階を緩やかにつなぐことで、窓を開放すると風通しの良い空間になります。一年中快適に暮らしたいならぜひ真似してみたい工夫です。
2階建て住宅に比べると、平屋住宅の場合ワンフロアなので、部屋の仕切りを少なくすれば、各部屋の温度が均一になりやすいのが利点です。ただ、平屋住宅でも、断熱性能の低い住宅ですと、2階建て住宅と同じく温度差が生じやすくなります。平屋は、夏も太陽の熱を直接屋根に受けてしまうので、高温になりやすいため、屋根の断熱も重要です。また、風の通りを考えた位置に窓を設置することが必要ですね。
屋根・壁・窓・床に高性能断熱を取り入れるほか、冬の寒さ対策として、床暖房の設置も有効です。平屋は断熱効果を高くすると、エアコンなどの光熱費削減率が高くなります。ひょっとすると、床暖房のみで過ごせるかもしれません。それに加え、高性能断熱は結露を防ぐこともできますので、カビによる健康被害も避けることができます。
健康を考えると、温度環境のバリアフリーは重視したい項目ですね。
[su_button url=”http://hiraya-navi.com/article-43/3″ background=”#faf0dd” color=”#000000″ size=”6″ center=”yes” radius=”0″ icon=”icon: arrow-circle-o-right” icon_color=”#000000″]次ページ 第2位 ゆっくりと老後を過ごせる、プライベートな中庭がある素朴な住宅。[/su_button]
