老後に住宅・介護難民にならないためにサービス付き高齢者向け住宅に住むという方法があります。「サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）」の特徴を紹介します。
「サービス付き高齢者向け住宅」とは？
サービス付き高齢者向け住宅とは６０歳以上の健康な人や軽度の介護や支援が必要な人を入居対象にした都道府県で認可を受けて登録された民間の賃貸住宅です。単身世帯だけでなく夫婦世帯でも入居が可能で、居室は完全個室となるためプライバシーが保てます。原則では床面積は２５平方メートルで台所・トイレ・洗面・浴室・収納設備が備わっています。
「サービス付き高齢者向け住宅」の３つの特徴
老後に住宅難民や介護難民にならないために知っておきたいサービス付き高齢者向け住宅の特徴を紹介します。
入居条件が緩く高齢者が契約しやすい賃貸住宅
入居条件が緩く高齢者が入居しやすいので老後に住宅難民となることを避けることが出来ます。有料老人ホームのような利用権方式とは違い、賃貸契約の住宅なので居住権がありプライバシーが保てます。月額費用も有料老人ホームより安く立地条件などにより３万円程度からという一般の賃貸住宅並の家賃設定です。
安否確認サービスがあり単身者でも安心して入居が出来る
高齢者が安心して暮らすことが出来るように安否確認サービスがあるので単身者でも安心して生活をすることが出来ます。専門のケアスタッフが日中は建物内に常駐して見守りサービスを行っています。
ケアの専門家による生活相談サービスがある
介護支援専門員などのケアの専門家による生活相談サービスを受けることが出来ます。介護サービスを受けたい場合や食事サービス、家事支援サービスなどが必要なときは外部事業者に頼むことが可能です。その場合にケアの専門家による相談を受けることが出来ます。
